JALは国内線のキャンセル手数料を無料にする期間を延長すると発表しました。
2021年3月27日までとなっていた期間を6月30日までに延長しました。
細かいところはJALホームページでご確認下さい。
簡単に言うと
航空券は早く予約すればするほど安いという方式を取っています。
JALでは先特、特便といわれる予約運賃が代表的ですね。
ただし、安い代わりに規制があって便の変更はできません。
キャンセルも出発の54日前より近くなると、
先特では運賃の50%をキャンセル料金として取られます。
特便は少し甘いですが、それでも運賃の5%取られます。
安くするからその枠を埋めておいてくださいね、とういことでしょう。
変更点は
先ほど書いたとおり、出発の55日前がポイントになります。
実は元々55日前まではキャンセル料金がかからないんですね。
払い戻し手数料が440円かかるだけです。
それが54日前より近くなっても440円だけで済むということです。
往復では880円になりますので注意です。
何ができるか
とにかく安い運賃で搭乗できそうな便があれば予約してほしいのでしょうか。
例えば先特で9000円の便を購入したとしましょう。
出発が近くなってからキャンセルとなると、通常4500円のキャンセル料金なのですが、
今回の措置によって払い戻し手数料が440円かかるだけで済みます。
特便はどうなっているのか。
少し高くなる傾向がありますが。
例えば特便で12000円の便を購入したとして、
出発が近くなってからキャンセルとなると、通常600円のキャンセル料金ですが、
やっぱり440円だけです。
特便は高価になることが多いのでもっとお得感があるでしょう。
今のうちに気になる便を押さえておくのもいいかもしれません。
「安心してご予約いただけるように」と書かれていました。
株主優待券のメリットが薄くなった
株主優待券で便の予約をするとキャンセル料金440円という設定でした。
それが今回の発表によってこの差がなくなりました。
メリットは予約の変更ができるということになってしまいます。
株主優待券についてはこちら。
夏休み前までの期間
2021年6月30日までの今回の延長。
予定通りであれば東京オリンピック開催の時期にかからないようになっています。
そんなことは関係ないという方も多いでしょう。
私もそんな1人です。
まとめ
キャンセル料金無料期間を延長したと言うことは、航空の需要が戻っていないことの表れですね。
飛行機好きな方にとってはいい機会かもしれませんが、
残念でもあります。
減便が多い状態から通常通りになるまでには時間がかかりそうです。