JALには多くの路線があり、日本各地に行くことができるようになっています。
多くの場合、主要空港から出発することになるのですが、
私にように地方空港がベースになっていると、乗り継ぎが前提になります。
例えば、以前鹿児島県に旅行の計画を立てたことがあります。
私のベースは小松空港なので、直行便はありません。
この時は、小松ー羽田ー鹿児島でした。
小松空港からは羽田空港、那覇空港以外にJAL便がないからです。
地方に住んでいるとこのようなことは珍しくないですね。
どのような予約の方法が良かったのか考えてみました。
路線と予約クラスを考える
例として福岡に行く計画を立てます。理由は行ってみたいから。
過去にはANAで行っていますが、その時は出張でした。記事はこちら。
JALで行ってみようと思った時にどのように航空券を予約できるでしょうか。
実際に検索してみると知らない運賃の選択肢があることがわかりました。
先得クラス、特便クラス
まず小松ー羽田を検索して先得、特便で安い便を探しました。
次に羽田着の時間を見ながら羽田ー福岡で先得、特便を探します。
帰りの便も同じ選び方をします。
その後に予約することになります。
小松ー羽田の往復と、羽田ー福岡の往復で購入。
という流れが普通だと思っていました。
でもそんな先の予約はできない時が多く、日程が近いほど安い運賃は残っていません。
本当はファーストクラスに乗ってみたいとも思っています。
乗継割引がある
小松ー福岡で検索してみました。
「指定の日付、区間に直行便がないため、乗り継ぎ便の空席案内をしています」
と出てきました。
そして、見慣れない文字が。
特別乗継割引、乗継割引7、乗継割引28。
条件は2区間を同一日中、同一空港で乗り継ぐことと、2区間を一括で予約、購入することです。
乗継割引の3種類に違いは
どのような違いがあるのでしょうか。
カテゴリー | 期間 | 変更 | Fクラス | 運賃 | |
特別乗継割引 | 運賃2 | 当日まで | 可 | あり | 高 |
乗継割引7 | 運賃5 | 搭乗7日前 | 不可 | なし | 中 |
乗継割引28 | 運賃3 | 搭乗28日前 | 不可 | なし | 安 |
普通運賃と特便の差に似ていますね。
早めに予約できれば安く、直前ほど高い。
高い運賃なりのメリットもある。と言う感じですかね。
運賃カテゴリーに特徴があると思います。
運賃2と5はこのためだけに設定されています。
搭乗ボーナスFOPが200ポイントなんですね。
乗継割引を選ぶメリットは
割引というだけあって普通運賃よりも安く設定されています。
ゴールデンウィーク直前を検索した画面。↓
羽田ー福岡の特便よりも乗継割引の方が安いことがわかります。
ファーストクラスが安い
直前になるとファーストクラスに空席が出てきます。
特別乗継割引のファーストクラスに注目。
32500円です。
普通に羽田ー福岡で検索すると、ファーストクラスは以下の通り。
普通運賃 | 50300円 |
往復割引 | 46400円 |
ビジネスきっぷ | 43150円 |
この値段では買いたくありません。
普通席でもこの時期になると30200円。
それなら乗継でファーストクラスに乗りたくなりませんか?
もちろん乗継の普通席が安いのですが。
そして小松ー羽田の値段とトータルで考える必要もあります。
まとめ
今回初めて乗継割引があることを知りました。
調べた結果、利用する価値がある状況は、
直前に航空券を買う必要があるとき。
または、大型連休の航空券を買う時でしょうか。
ファーストクラスの座席を早めに確定したい時にも使えそうです。普通運賃しか残っていない時にも乗継割引で安めに購入できます。