JAL B788の座席比べ。普通席、クラスJ、ファーストクラス、非常口座席

旅行
リム
こんにちは、リムです。

JALはボーイング787-8、つまりB788を国内線に2019年10月に導入しましたね。

1年以上経ちましたが、ようやく搭乗することができました。

羽田ー伊丹線で2往復、4フライトでいろんな座席に座ってみようというみようという計画です。

今回は3クラスすべてと非常口座席の4種類に座ってみました。

順番に普通席、クラスJ、ファーストクラス。

翌日のフライトで普通席ですが、非常口座席です。

細かいスペックは書きませんので。実際に搭乗した感想です。

B788の普通席

まずはJAL119羽田ー伊丹。13:30発。

座席の上にはイヤホンが置かれています。

隣の座席を見たところ

座席は53K、窓側。

離陸前に見ることができました
富士山を見るために右側を

普通席のメリット、デメリット

普通席なので、ここが基準ですね。

通路側か窓側かは好みですが。

メリットは価格。それしかないのかもしれません。

しいて言えば、家族など4~5人でもまとまった座席を取りやすいでしょうか。

デメリットはやっぱり一人分のスペースが一番狭い座席だということでしょう。

特に隣に誰かが座ると狭さを感じますね。肘の置き場に困ったり。

降機の順番が後になってしまうので、乗り継ぎがあると心配になることも。

予約の運賃によりますが、マイルの積算率が低いです。

B788のクラスJ

次はJAL126伊丹ー羽田。16:30発。

座席は8A。窓側です。

クラスJのメリット、デメリット

見た目からパーソナルスペースが広いです。

幅も足元もゆとり充分。

足を組むのも余裕でした。

とにかく快適に過ごせました。

肘掛けも大きいので、二人でもなんとか使えるかもしれません。

隣に誰かが座っていてもトイレに出やすいかなと思いました。

読書灯も自由度が大きいですね。

モニターのサイズも大きくなっています。

イヤホンからヘッドホンにランクアップ。⇩

ドリンクだけならテーブルを出す必要はありません。

クラスJにはオリジナルドリンクがあります。

降機の順番も早いです。

そして、マイルも10%アップしますね。

デメリットはプラス1000円分の価値を見出せるかどうか。

人それぞれの判断になりますが。

優先搭乗はありません。

JALラウンジも利用できません。

一言でいうと、前方にある広いシートに座れるのがクラスJです。

どの路線でも1000円なので、フライトの時間が長いほどお得感があると思います。

B788のファーストクラス

その次JAL137羽田ー伊丹。18:50発。

座席は1H。通路側。

日没後のフライトなので、写真が暗めになっています。

ファーストクラスのメリットとデメリット

搭乗前からファーストクラス専用チェックインカウンターを利用でき、ほぼ並ぶことなく保安検査を通過できます。

制限エリアでは、最上級ラウンジのダイヤモンド・プレミアラウンジでくつろぐことができます。

座席の幅の広さ、足元の広さ、

肘掛けにパーテーションがあるので、隣の人が気にならないです。

スリッパは持ち帰りできます。

モニターのサイズが大きく。

ヘッドホンもグレードアップ。↓

そして、ファーストクラスにだけ機内食が提供されます。

メニューが置いてありました。

機内でアルコール飲料もいただくことができます。

この日の機内食。

搭乗時に飲み物の希望を聞いてくださるので、食事と同時に提供されます。

森伊蔵のロックとともに

他にもメリットは多いですね。

上着の預かりもありました。

降機の順番も最初です。

ホームページにはファーストクラスのサービスが多く紹介されていますが、

体験して嬉しかったことは、客室乗務員がひとりひとりに挨拶してくださるんですね。

客室乗務員
リム様。本日担当いたします〇〇です。

「ファーストクラスのお客様は特別」な感じを味わえます。

また、搭乗客に対して客室乗務員の数が多いので、ドリンクのおかわりのリクエストも何度か聞きに来てくださいました。

器を下げにきた時にも、

客室乗務員
食後に温かいお茶はいかがでしょうか。

ありがたいです。

手厚いもてなしが感じられます。

そして、マイルは50%アップします。

デメリットは普通席+8000円。

クラスJと同じで、値段分の価値を感じられるかは人それぞれなんですね。

そしてモニターが遠い。

なので、両隣の搭乗客が何を見ているのか丸わかりに。

あとは、路線が限られていることでしょうか。

羽田ー新千歳、伊丹、福岡、那覇の4路線の中のファーストクラスがある機体のみ。

2021年以降、期間が限られますが、伊丹ー那覇と羽田ー石垣にも設定されます。

A350、B767、787に限られます。

予約が満席になっていることも多いです。

リム
でも乗ってみたくなるのがファーストクラスなんですね。

B788の非常口座席

翌日はJAL110伊丹ー羽田。9:30発。

座席は45K、窓側です。

いわゆる非常口座席。

非常口座席のメリット、デメリット

メリットは足元の広さ。

足を組むのも伸ばすのも余裕です。

トイレのために立つ時も、気を使わずにすみますね。

しかも普通席の運賃です。

シートは普通席と同じなので、幅は変わりませんが。

デメリットは。

有事にはお客さんの避難のために、客室乗務員の援助をする責任があります。

非常口座席は同意してからの予約確定になりますからね。覚悟は必要です。

今回の座席は窓側なのですが、位置が微妙で外の景色を見にくかったです。

他にも前席が無いので不自由なことがいくつか。

荷物は上に収納するしかありません。前席の下に置くのは楽なんですけどね。

USBポートは足元にあります。

青く光っているのがUSB

前席の背もたれにあるパーソナルモニターがありません。

このUSBポートの横にあるアームを引っ張り出さないとモニターがないです。

気がつかなかったので、使いませんでした。

テーブルも肘掛けに格納されています。ドリンクのために出す必要があります。

降機も遅い方になります。

人によってはメリットとなるのが、

非常口座席の左右のブロックは客室乗務員と向かい合って座ることになります。

正面に座られると気まずいかもしれませんね。

思ったより遠いので、会話はできないような感じがします。

まとめ

今回搭乗した路線が短距離だったこともあり、普通席でも不満はありません。

まあ、隣がいなければ普通席も快適です。

B788なので、パーソナルモニターがあったことも大きいですね。

どういう旅行をするか

ひとりか複数人かでも違います。

乗り継ぎ時間が気になることも。

あとは、旅行への考え方の違いでしょうね。

とにかく安い旅券を求めるなら普通席でしょう。

非常口座席を予約できれば足元広々ですから、安く快適な移動が可能です。

予算に余裕があればクラスJで前後左右にゆとりのある移動もありです。

さらに時間にも余裕があれば、ファーストクラスで空港のJALラウンジを利用できます。

国内線のラウンジではパンとおにぎりが提供され、

ビールもいただけました。

空港内での食事やアルコール代を考えると、8000円の金額差を少しは回収できるでしょうか。

リム
いろんな座席に座れて楽しかったです。

獲得マイルやFly onポイントも変わってくるので重要です。

2021年3月31日までJALでは「JAL国内線ステップアップマイルキャンペーン」があります。

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